VMwareでソフトウェアiSCSIイニシエーターアダプタの作成・設定方法。
前もって、ソフトウェアiSCSIイニシエーターとして使用できるVMkernelポートを準備してある事を前提条件とします
ソフトウェアiSCSIアダプタの追加方法
ESXiの「構成」-「ストレージアダプタ」から「追加」ボタンを押します
1、add Storage Adpter(Add Software iSCSI Adapter)
2、新規ソフトウェアiSCSIアダプタの追加
iSCSIソフトウェアアダプターが追加されました
iSCSIソフトウェアアダプターとVMkernelを関連付ける方法
1、上記、iSCSIソフトウェアアダプタを右クリックし「プロパティ」を開きます
2、「ネットワーク構成」タブで「追加」ボタンを押します
ソフトウェアiSCSIイニシエーターはVMkernelがチーミングで冗長化されていると追加できません!
NICチーミングで物理NICが冗長化されていないVMkernelポートが必要です(以下の画像のように)
3、VMkernelアダプタを選択し「OK」します
iSCSIソフトウェアイニシエーターのアダプタを冗長化させる場合。ポートバインディング
iSCSIソフトウェアイニシエーターのアダプタにはNICチーミングが出来ませんでした。
以下の3点を実行・確認しiSCSIのパスを冗長化させます。
-
iSCSIソフトウェアイニシエーターのプロパティの中に複数のVMkernelアダプタがある事
iSCSIソフトウェアイニシエーターのアダプタを冗長化させたい場合は「VMkernelポートバインド」に複数のVMkernelアダプタを追加します
-
仮想スイッチのVMkernelポートでポートバインドが「有効」になっている事
ESXiの「構成」タブの「ネットワーク」、仮想スイッチの「プロパティ」では
VMkernelのiSCSIポートバインドが今まで「無効」だったのに勝手に「有効」になります
-
iSCSIターゲットへのパスの選択ポリシーを「ラウンドロビン」に変える事
この三点が確認できれば、iSCSIのパスを冗長化出来ます。
0 件のコメント:
コメントを投稿